シューティングゲームをやると頭脳が鍛えられる

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最近、話題のTED。英語のリスニング力も鍛えられ、プレゼンテーションの参考にもなるお勧めの番組です。テレビだとNHKのEテレで、あとはPODCASTやスマートフォンアプリなどでも視聴できますね。

そのTEDで、女性の脳科学者が面白い調査結果を発表していました。
それはゲームが脳にどんな影響をもたらすかというもの。日本でも「ゲーム脳」という言葉がはやり、ゲームのやりすぎは脳に良くない、馬鹿になるなんて言われてましたね。

TEDでの彼女のプレゼンはこれとは全く逆の結果でした。100人の大学生に1か月間、毎日10時間シューティングゲームをやらせるという実験でした。シューティングゲームというのは、(あるいはアクションゲームというジャンルなのかな?)、敵の兵士やゾンビが建物の陰や地面や障害物などから、突然襲い掛かってきて、それを短剣や銃で次々と倒していくものです。今風のロールプレイングゲームとは違った、昔からよくあるゲームです。
これを毎日10時間ですから被験者になった大学生もさぞ大変だったでしょう。

その実験結果。

まずは視力。視力はなんと上がったそうです。近視だった人は全員、0.2から0.4あがり、中には眼鏡が不要になるほど回復した人もいるとか。なんでも脳は、映像がぼやけてよく見えない場合、ぼやけた映像がどんな像なのか推理・判断する力があって、その力が増して細かなぼやけた字も読めるようになったのだとか。そしてゲームをやめてから数か月たっても、あがった視力は落ちず、恒常的な視力の回復となったそうです。レーシック手術がいらないかも。

そしてマルチタスク能力。これは、何かの音楽を聴いたりしながら、何かの仕事をし、途中かかってきた電話にも出てスムーズに対応し、電話が終わったらすぐに仕事に戻るという、同時並行に仕事をすすめていくものです。この能力はパソコンやスマートフォンを仕事で使い、いくつものシステム開発を同時に進めたり、何十もの株式銘柄や為替王場のめまぐるしい変化を見ていく金融ビジネスの人が能力が高いといわれています。
ところがこれもゲームをやり続けたグループの全員とも、エリート達よりもマルチタスク能力を調べる試験でずっと良い成績を修めたそうです。そしてこの能力も、数か月たっても落ちないのだとか。

そして空間認識能力。これはとても重要です。アインシュタインはこの空間認識能力がずば抜けて高かったおかげで相対性理論を生み出すことができたのです。普通の人では頭の中に描き切れない複雑な形の立体をゲーム集団は、簡単に思い描き、その空間に基づいたさまざまなことがらを扱えるようになったのです。この能力も、ゲームをやめてから数か月たっても弱まることはなかったそうです。

ここで気をつけるべきはシューティングゲームということです。このジャンルのゲームは反射性や3次元的空間のひろがりを持っています。RPGはおつかいゲームであり、戦闘もシューティングのように画面全体をめまぐるしく見て動くようなものではありません。
頭脳を鍛えようと思ったらシューティングなんですね。

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