勉強法

友達と一緒に勉強する方法

友達と一緒に勉強をしても遊んでしまうから、勉強は1人でした方がいいと以前に書きましたが、今回はそれと逆のことを書きます。
勉強をマイペースにのんびりやりすぎていて「自分の周囲にも熱心に勉強している人なんていないよ~」などと言っている人は、周囲に目を向けて現実の厳しさと向き合うために、友達と一緒に勉強をした方がいいでしょう。
ただし、その場合の友達は、勉強の意欲が低い人ではだめです。勉強熱心な努力家がいいです。自分よりも多少成績の良い人が理想ですが、自分より少し成績のいい人と勉強をすれば、相手は自分より少しできない人と勉強することになり、相手にとって自分の存在はプラスではなくなってしまうので成績がだいたい同じぐらいの人、自分よりできる教科もあればできない教科もある人がいいです。くれぐれも自分よりできない人と一緒に勉強してはダメです。
慢心し、油断してしまいます。小さな油断の積み重ねが大きな失敗になります。
性格的にも頑張り屋がいいです。勉強しないでもそこそこの点数をとってしむのは、他人の努力している姿を見るという良い刺激が得られないのでだめです。
同じぐらいの成績で努力家の友達が無事に見つかったら、志望校や進学した後の夢などを語り合います。互いにプラス思考の気分を高めます。そして一緒に図書館に行ったり、互いの家で勉強するのもいいでしょう。「カラフル」というアニメ映画がありましたが、あの映画のクラスでびりとびりから2番目の子どうしの励まし合いが理想ですね。
そして、勉強の方法としては、お互いに問題を出し合うことを進めます。理科社会の1問1答のような出し方から、ちょっとした数学の応用問題で、解き方に感心したもの、英語長文で感動した内容のものなどを教え合います。そうやって、勉強を通じて心の通い合いみたいなことをするわけです。すると今まで味気なかった勉強が、楽しいものに思えてくるのです。そうなったら、何時間勉強してもへっちゃらです。
そして、友達と成績をただ競い合うのではなく、勉強の仕方のコツや、自分がやってみてよかった勉強法などを互いに教え合い、知的なゲームをするように勉強を楽しむのです。
そういった気持ちややり方で友達と一緒に勉強をするのなら、一人で勉強するよりも成績は大きく上がります。