勉強法

夏休みの過ごし方~テレビはできるだけ見ない。

テレビが好きな人には酷な話かもしれませんが、成績のよい人ほどテレビは見ません。テレビはよく見るが成績がいいという人は、テレビを見なければもっと成績がいいのです。もちろん見てもいい番組はあります。7時のニュースとか『ダーウィンがきた』とか、歴史系の番組とか、旅行の番組とかです。一方、ドラマとバラエティ番組は全く不要です。あれは人生がある程度固まって、暇な人が見るものです。若い人は、自分がこれから何者かになっていくために、自分の時間を大切に使うべきです。

 

夏休みの40日は何時間になるのでしょう?40日×24時間=960時間です。この時間をお金と思ってください。実際のお金ならば、少なくなると補充もできますが、時間というお金は補充ができません。減る一方です。補充ができるお金ですら、大切に使いますよね。補充できないお金なら、実際のお金よりもっともっと大切に使うべきだと思いませんか?

 

ところで、勉強に時間を全部使うのもお薦めしません。心と身体の健やかな成長のために、かけがえのない時間を工夫してうまく使ってみてください。

 

そして、家庭の親御さんもテレビはできるだけ消してください。子どもが勉強している間だけ消すというもダメです。子どもの方に不公平感が残ります。

 

漫画や映画は、本当に息抜き程度なら、私はよいと考えています。理由は質の高さにあります。クリエイティブな才能のある人は、漫画やアニメ、ライトノベルといったメディアミクスに向かっているのが今の日本文化の現状だと思います。