中学生の勉強

中学2年生の英語の夏休みの勉強法 英語の学力を飛躍的に伸ばす

中学校の英語は、中学2年生で習う項目の数が一番多いです。中学3年生で習う項目数よりも多く、英語が苦手になる人は中学2年生で脱落するケースが多いです。
中学2年生で習う英語は、be動詞の過去形・一般動詞の過去形・過去進行形・未来時制・助動詞・to不定詞・動名詞・比較級・最上級・受身形・接続詞があります。
人間の脳は、今まで習ったことを覚えきらないうちに新しいことを習うと、今まで習ったことのあいまいな記憶が新しいことへの理解を妨げてしまうような仕組みにできています。中学2年生の英語で、こうも矢継ぎ早に新しいことがらが次々と登場すると、頭が混乱するのもある意味当然です。しっかりと暗記してから次の学習に移るのが理想ですが、学校の部活動や行事があってなかなかそうもいきません。

ですので夏休みを利用して暗記を徹底的に行いましょう。そうすれば2学期以降の英語の授業は、学習内容に対する理解の混乱もなく、スムーズに理解と暗記が行えます。

英語は繰り返し学習が大切なので、中学1年生で習ったこともきちんと復習をします。中学1年生で習った現在進行形や助動詞canは、中学2年生で習う過去進行形やいろいろな助動詞と関連しているので、中学1年生の復習は役に立ちます。また、me、him、her、themといった代名詞やwhere、whenといった疑問詞は中学3年間苦手なままな人が多いので、中学2年生の夏休みにしっかりと身につけておきましょう。

どんなテキストを使えばよいかというと、英語が得意な人は中学2年生用の参考書や、中学3年間の英文法を扱った中学英文法の参考書がいいです。大事なこと、入試で狙われることがページの端々にも書いてあったりするので、隅々までしっかり読んでください。
英語が苦手な人はかなりやさしい、説明が中心の大型のテキストがいいです。分かりやすい言葉で英文法を丁寧に説明したテキストを選びましょう。易しいテキストでも、英文法のおおよその意味をつかめば、公立高校入試で100点満点に近い点数がとれるので大丈夫です。

英単語と英熟語は、教科書に載っているものは高校入試に出ないような難しいものもたくさん混じっているので、教科書を離れて英単語集を使って暗記することをお勧めします。中学生では全部で1500の単語数を覚えれば十分なので中2の夏休みでは900語覚えられればかなり素晴らしいです。