中学生の勉強

偏差値55以上の高校をめざすならチャート式中学数学がお薦め

公立中学校に通う普通の中学生を対象とした参考書や問題集は、易しいものはたくさんありますが、やや難しいレベルのものはあまりありません。これが数学となるとその傾向はさらに強まります。書店で売っている、わかりやすさをアピールした数学の参考書やテキストを使ったところで、高校入試の問題はせいぜい30点しかとれないでしょう。中学校が生徒に配布している教科書準拠のワークの方が、はるかに難しいです。

また、最近多くなっているネットでの授業動画なども、新しく習う学習内容の導入のための動画であったり、基礎的な内容を分かりやすく解説する動画であるのがほとんどです。

それでは、偏差値55以上の高校に進学したい中学生が、普段の家庭学習で使う数学の参考書やテキストは何がいいでしょう?

それは数研出版から出ているチャート式中学数学の1年生、2年生、3年生です。偏差値70を超えているような数学が得意な中学生にはこれでも物足りないでしょうが、そういった中学生を対象とした参考書は、高校受験用のものしかありません。学年別の参考書では、チャート式数学がベストだと思います。

また、この頃の新刊の参考書やテキストと同じように、チャート式数学の参考書の内容に沿った動画も無料でネット配信しています。

購入にあたって気をつけたいのは、新版は2021年の2月20日に出たということです。この記事を書いている時点では本屋さんによっては旧版を置いてあることもあるので気をつけてください。